
体水分計【ハイドロバランスメータ】は、指先に装着するだけでヘマトクリット(血漿量)に基づく血液中の水分状態を数値化し、様々な現場における水分状態の客観的把握を支援する医療機器です。
幅広い臨床現場で水分管理の客観評価をサポートします。
(※医療従事者様向けの情報提供になります。)
メーカー希望小売価格
36,300円 (税込・送料込)
体水分計とは|医療現場における体水分測定の重要性
体水分計は、体内の水分状態を血液レベルで客観的に評価する医療用測定機器です。
脱水、低栄養、循環不全、腎機能低下、心不全増悪など、さまざまな臨床リスクと密接に関係する「血漿量(ヘマトクリット)」を指標として評価します。
入院時に脱水状態であった患者は院内死亡リスクが有意に高まるという報告もあり※、水分状態の客観評価は極めて重要です。
※El-Sharkawy, A. M.; Watson, P.; Neal, K. R.; Ljungqvist, O.; Maughan, R. J.; Sahota,O.; Lobo, D. N. Hydration and outcome in older patients admitted to hospital(The HOOP prospective cohort study). Age and Ageing. 2015, 44(6), p. 943‒947,https://doi.org/10.1093/ageing/afv119, (accessed 2025-12-17).
製品の特長
・指に挟むだけの簡単操作
・約30~70秒で測定完了
・軽量・コンパクトで持ち運び可能
・日本製(国内設計・国内生産)
・ベッドサイドや訪問看護でも使用可能

測定原理|2波長吸光度法による血液中水分状態の把握

HBLS-03は、970nm(血漿中の水分に吸収されやすい波長)と
730nm(赤血球に吸収されやすい波長)の2つの光を用いた2波長吸光度法を採用しています。指先に光を照射し、脈波成分のみを抽出することで、皮膚や体組織の影響を受けにくい信号を取得します。
この2つの波長の吸光特性の違いから、血液中の赤血球容積比(ヘマトクリット)に関連する変化を捉えます。これにより、皮膚表面の水分ではなく、血液中の状態に着目した水分管理の指標を非侵襲で把握することが可能となります。
ヘマトクリット(Hct)との関係

ヘマトクリット(Hct)は、血液中に占める赤血球の割合を示す重要な臨床指標であり、血漿量の変化を反映する値として広く知られています。HBLS-03は、このヘマトクリットに関連する変化を2波長吸光度法により推定することで、血液中の水分状態を客観的に把握するための参考情報を提供します。
取扱説明動画
主な使用シーン|リハビリ・栄養管理・脱水/熱中症対策・在宅医療での水分管理
〇リハビリテーション:運動負荷と水分状態の評価
〇栄養管理:低栄養・浮腫・水分バランス評価
〇高齢者医療:脱水・循環不全・熱中症リスク評価
〇在宅医療・訪問看護:簡便な水分管理ツール
〇屋外作業・スポーツ現場:脱水予防・熱中症対策における水分状態評価

参考情報|水分管理をより深く理解するために
水分管理の重要性については、医療・介護・現場などさまざまな分野で注目されており、
日常生活における適切な水分補給の考え方を解説した書籍も出版されています。
『いのちを守る飲水学 ― からだがよろこぶ水分補給のトリセツ』(谷口英喜 著)では、
年齢や生活シーンごとに異なる水分補給の考え方や、飲料の選び方について整理されており、
日常生活の中で、水分との向き合い方を考える際の参考として紹介されています。
また、著者による水分管理に関する学びを深める場として、オンラインで学習できる「谷口ゼミ」も提供されています。
水分補給や栄養管理について体系的に学びたい方は、参考情報の一つとしてご覧ください。

臨床・実証データ
本機器の測定原理およびフィールド検証に関する研究内容の一部は、学会発表にて報告されています。
現在、医療機関と連携した臨床評価および研究を進めており、詳細データは順次公開予定です。
体の水分を測定する—理論に基づいた機器の開発—
測定原理に関する技術資料では、光電容積脈波(PPG)技術を応用し、複数波長の光吸収特性を解析することで、血液中の水分状態を間接的に評価する方法が報告されています。 また、訪問看護・介護現場におけるフィールド検証では、飲水前後の測定において体水分率の変化が確認された症例が報告されています。 2025.04
※現在、医療機関と連携した臨床評価および研究を進めております。公開まで今しばらくお待ちください。
製品仕様(HBLS-03)
・医療機器区分:一般医療機器・特定保守管理医療機器
・医療機器届出番号:17B2X10009000002
・測定方式:2波長吸光度法
・測定部位:人差し指
・測定範囲:体水分指数 0.00~2.00hbs
・測定時間:約30~70秒
・重量:約56g
・電源:単4形アルカリ乾電池×1本
・日本製(国内設計・国内生産)
医療現場での使用にあたって
本装置は、血液中の状態に着目した測定指標を表示する機器です。
表示される数値は水分管理の把握を支援する参考情報であり、診断や判定を行うものではありません。
実際の判断は、症状や他の検査結果とあわせて医師等の専門家により総合的に行われます。
体水分計 よくある質問(FAQ)
【Q】家庭用体組成計との違いは?
【A】家庭用体組成計が体全体の水分量を推定するのに対し、本機器は皮膚や体組織ではなく、血液中の水分状態を評価することを目的としています。
【Q】脱水や熱中症の評価にも活用できますか?
【A】血液中の水分状態の変化を把握することで、脱水リスク評価や熱中症対策における水分管理支援の参考指標として活用が期待されています。
【Q】測定できないケースは?
【A】体重40kg以下の方、血液疾患がある場合などは、正確な測定値が得られない可能性があります。詳細は取扱説明書をご確認ください。
【Q】ヘマトクリットとは何ですか?
【A】血液中に占める赤血球の体積割合を示す指標で、血漿量の変化を把握するための参考指標の一つとして用いられています。
【Q】なぜ皮膚水分ではなく血液を評価するのですか?
【A】脱水状態は血漿量の変化として反映される場合が多く、血液レベルでの水分状態評価が水分管理の参考指標の一つとされています。
お問い合わせはこちら☟
USER VOICE
体水分計をご使用いただいた方の声
数値表示が見やすく、測定が早い。
指につけるだけなので簡易的に測定できる。
手軽に計測でき、使用感が良い。完了音で分かりやすい。
指に入れるだけで数値を確認でき、患者さんへの説明がしやすい。
液晶表示が鮮明で見やすい。
運動時の水分状態を、バイタルと一緒に確認したい。
入院時の水分管理を、バイタルと一緒に確認したい。
今まで主観的だった体水分が可視化できる。
水分状態を数値で把握できる点に価値を感じる。
計測の際、肌感覚と同等の数値が示される。
家庭内での使用でも、水分を気にして摂るきっかけになると感じた。
思っていたより水分が足りていないことが分かった。
非侵襲、携帯可能で簡便に体水分量が測定できてすばらしい。
熱中症対策として必要だと感じた。
水分不足の状態が分からないという課題を解消できる。
体水分量が確認でき、熱中症対策に活用できる。
体水分が可視化され、水分補給の意識が高まった。
日常の水分管理に役立つ。
